『育ち』と『学び』のために 
  児童生徒、そして、私たちが「学ぶ」ということに向かって最も力を与えることは何だろうか。
 それは、学ぶことの動機だと考える。自分がこのことを知りたい、身につけたい、分かりたいと願うことが、自分の学びを最も効果的に導く。そして、それが自分の育ちとなっていく。
 では、どのようなときに、「学びたい。身につけたい。」と、思うだろうか。
 それは、自分の未来「の幸せ」を願うとき。そして、自分の身の周りの人の幸せを願うとき。そのようなとき、心に引っかかったことを追求する。課題と感じたことに回答を見出そうとする。事物の形にして表現する。自分が納得するまで追求し学び続ける。
 これこそが学びの推進力である。自分の学びを支え、自己肯定感を積み上げるひとつの手となる。
 2019.2.10